VoIPとは

VoIPとはVoice over Internet Protocolの略称で音声信号を各種符号化および圧縮化してIPネットワーク上で送受信する技術のことをいいます。

VoIPでは様々な方法で音声信号を符号化・圧縮化した信号を送受信することで音声を伝達します。音声のようなアナログ信号を符号化および圧縮化、複合化できる装置やソフトウェアのことをコーデック(Codec)と言い、コーデックについては大きく3種類あります。

    ・PCM(Pulse Code Modulation)
    パルス符号変調の略。音声などのアナログ信号を標本・量子化してデジタル信号へと変換する技術。リニアPCMやITU-T勧告のG.711などがある。
    ・ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)
    適応的差分パルス符号変調の略。ITU-T勧告のG.726規格で、G.711規格のPCM信号入力を予測値で引くことで差分を得る。その差分から2~5ビットの量子化差分信号を生成する技術。
    ・CELP(Code Excited Linear Prediction)
    直訳では符号励振線形予測。入力音声に近い信号に定義されている符号を利用し符号化・複合化して入力音声に近い音を合成、出力する技術。ITU-T勧告 G.723.1やG.729などがある。

どの方法を選択するかによりVoIP製品の音質と帯域幅が大きく変わります。

VoIP製品が出始めたころは、世の中にIPネットワークがあまり普及されていない時代でしたので音質も使い勝手も悪かったようです。最近ではIPネットワークに繋がる機器を1人1台以上は所有するほどネットワークが普及されており、IPネットワーク技術の向上でVoIP製品の音質や使い勝手がよくなりました。

現在ではIPネットワークが普及されていない場所の方が少なくなり、普及されていない場所でも無線LANや光ネットワークなどで簡易的にネットワークを構築できるようになりました。そのため、様々な場所に音声システムを導入するなどVoIP製品が活躍するようになりました。

身近で聞こえる様々な音はVoIP製品の活躍により私たちに伝達されています。

2018/03/02