SH7709からSH7705へSCIFを移行時の注意点

SH7709とSH7705のSCIFは、一見同じに見えますがよく見ると異なる部分があるので注意が
必要です。以下がSH7709からSH7705へSCIFを移行するときの注意点です。

  1. RIE割り込み許可フラグでイネーブルになる割り込み要因はRDFだけになりました。ER,BRK,DR割り込み要因は、ERIE,BRIE,DRIE割り込み許可フラグでイネーブルにします。
    割り込み要因 ---(割り込み許可フラグ)---> 割り込み要求
    
    ------ SH7709 -----       ------ SH7705 ------
    ER   --(RIE)--> ERI       ER   --(ERIE)--> ERI
    BRK  --(RIE)--> BRI       BRK  --(BRIE)--> ERI
    DR   --(RIE)--> RXI       DR   --(DRIE)--> RXI
    RDF  --(RIE)--> RXI       RDF  --(RIE)---> RXI
    TDFE --(TIE)--> TXI       TDFE --(TIE)---> TXI
                              TSF  --(TSIE)--> TXI
  2. BRI割り込み要求がなくなりました。BRK割り込み要因では、ERI割り込み要求が発生します。
     
  3. ORER(オーバランエラー)が追加されました。ORERが発生したら必ずクリアしてください。クリアしないと受信動作が止まってしまいます。RIE割り込み許可フラグでRDF割り込み要因をイネーブルにして、RXI割り込み要求でORERをクリアする方法が一番簡単です。
     
  4. サンプリングレートが1/32固定から、1/16,1/5,1/11,1/13,1/29のいずれかを選択できるようになりました。このためボーレートの計算式が変わりました。
     
  5. FIFOの段数が16段から64段に増えました。FIFOへの書き込み/読み出し処理や、トリガ数の設定を確認してください。

2012/10/24