製品概要
完全産業用途向け製品
性能と品質の高さにこだわったため値段も高い
それでも、ご覧いただきたい「性能」があります
製品情報
インターフェース
上面
1: LCD表示器
2: 電源表示LED
3: L1〜L4回線状態LED
4: 外線/内線設定スイッチ
5: 極性反転有/無設定スイッチ
6: 発信電話番号表示サービス有/無設定スイッチ
7: ダイヤル桁数設定スイッチ
8: L1回線損失設定スイッチ
9: 瞬断発生スイッチ
10: 回線選択スイッチ
11: L1〜L4回線状態表示LED
前面
12: L1〜L4回線
13: 16Hz周波数調整ボリューム
14: 400Hz周波数調整ボリューム
15: RBT変調度調整ボリューム
16: IRレベル調整ボリューム
17: 音量ボリューム
背面
18: 電源入力ジャック
19: 電源スイッチ
20: FUSE
21: メンテナンス用
製品詳細
「第3電電R3(ND4T-EXCH)」は、電話回線の交換動作を疑似的に行う装置です。回線数は4回線で電話機等を4台まで接続でき同時2通話ができます。
電話機やFAX等の試験、通信用ソフトウェアのデバッグ等に使用することができます。
ナンバーディスプレイ対応なので、発信電話番号の表示システムの試験に使用できます。
試験モードにすると回線単独でも、PB信号モニタや各種の信号(DT、BT、RBT、IR、CAR信号等)を送出することができます。
接続例
採用実績
特長
1.発信電話番号表示サービス 有/無 設定可能
2.ダイヤル番号の全桁数表示(16桁×2行 LCD表示)
3.瞬断発生機能
4.回線損失アッテネータ(0~31dB)L1回線のみ
5.各種の試験信号送出(ダイヤルトーン、ビジートーン、リンガ etc.)
6.回線のスピーカモニタ PB信号モニタ
7.DP/PB信号自動判別(DP10PPS/20PPS、PB)
8.回線極性反転 有/無 設定可能
9.発信動作の外線/内線 設定可能(第2ダイヤルトーン送出)
10.ダイヤル桁数設定(1~15桁)
11.回線のフック状態、呼出し及び接続状態表示
機能
一般のアナログ公衆回線規格に準じた動作を行いますので、アナログ端末機器等(電話機、電話モデム、FAX、etc.)を試験する場合、公衆回線に接続することなく機器の試験を行うことができます。
1.被呼先掛強切タイミング (3秒)
2.受話器外しタイミング (25秒)
3.部分ダイヤルタイミング (25秒)
4.信号弁別タイミング (200mS)
5.発信側終話極性反転 (600mS)
用途
1.通信用ソフトウェアのデバッグ
2.端末機器の試験、調整等
3.電話機、FAX等のデモンストレーション
4.各種イベントの仮設電話機として
5.パソコン通信の実習等
6.発信電話番号表示サービスを利用したシステムの試験
7.発信電話番号表示サービス対応の端末機器の試験
※本装置はNTT等の実回線との接続はできません。
仕様
電源 | AC90V~AC110V 50/60Hz |
消費電力 | 40VA(MAX) |
外形寸法 | 260(W)×185(D)×48(H)mm(突起物含まず) |
動作環境 | 5℃~40℃ 10%~80%RH(結露しないこと) |
質量 | 約2kg |
回線数 | 4回線(同時2通話可能) |
回線性能 | 周波数帯域:300Hz~3.4kHz 通話損失:600Hz~3.4kHz 6dB以下 PB入力レベル:-30dBm~0dBm 回線電流:20mA~30mA インターフェース:モジュラーコネクタ |
信号規格 | 回線開放電圧:DC48V ダイヤルトーン:400Hz 連続音 送出レベル:-20dBm 第2ダイヤルトーン:400Hz 断続音 送出レベル:-20dBm 125mS ON/125mS OFF ビジートーン:400Hz 断続音 送出レベル:-20dBm 500mS ON/500mS OFF リングバックトーン:400Hzを16Hzで変調 送出レベル:-20dBm 断続音 1秒ON/2秒OFF インターリンギング:16Hz 断続音 送出レベル:AC80Vrms 1秒ON/2秒OFF |