製品概要

完全産業用途向け製品
性能と品質の高さにこだわったため値段も高い
それでも、ご覧いただきたい「性能」があります

製品情報

製品詳細

小規模から大規模システムまで対応できる、IP非常電話システム
IP対応した親機(EB01)と子機(EH01)を接続する為に中継機能を搭載した中継子機(ER01)を配置します。
中継子機は別の中継子機群とリンクし、親機に対しIP非常電話網を形成します。
親機は全子機と個別に通話することはもちろん、最大で5者同時通話することもできます。
また、親機側の拡張機能として、中継親機(ER02)を取り付けることにより親機の台数を増やしたり、親機が管理している全子機の状態をIF端子台(EI01)を用いて移報出力することができます。

周囲湿度95%に対応
従来よりさらに厳しい湿度95%の条件で約1,000時間にもおよぶ環境試験を実施しクリアいたしました。これにより、航空関連、船舶関連、車載・道路関連など、環境の厳しい場所へ設置いただけます。

接続例

ハウは、カスタムが"大得意"です。
些細なことでもお気軽にご相談ください。

オンライン会議のご予約を受け付けています。
お気軽にご予約ください。

特長

1.産業用途向け
当社の産業用途向け規格である「イブネックシリーズ」に対応しており、防災・防犯や工場の管理など、停止することが許されないシステムソリューションへの導入に適しております。
2.RoHS指令対応

機能

1.IP化による省配線化
従来は全子機から親機まで直接2線式で接続していたため、親機まで数百または数千本の配線が必要でした。
本システムでは子機(EH01)と中継子機(ER01)の間は従来通り2線式で配線しますが、中継子機と親機(EB01)の間はLANケーブルで配線するため1本の配線で親機へ接続することができます。
2.大規模システムへの対応
親機(EB01)には最大99台の中継子機(ER01)を接続可能です。
中継子機1台に最大15台の子機(EH01)が接続でき、中継子機自体にも子機が1台ついているので、親機は99×(15+1)=最大1584台の子機と通話することができます。
3.法令順守
子機(EH01)のフックが外れると、親機(EB01)にどの子機のフックが外れたかを通知します。子機を取った時に他の子機が親機と通話中だった場合、通話中音が流れます。
親機は接点出力を有し、非常用放送設備の起動信号等に用いることができます。
親機、中継子機(ER01)にはそれぞれ予備電源を搭載し、停電時でも法令で定められた時間以上の通話が可能です。
4.ログ
音声録音や操作ログを残すことができます。
5.5者通話
法令だと3者通話のところ、本機IP非常電話では5者まで通話が可能です。
保留機能も搭載されている為、緊急時の安全確保が容易です。
6.移報出力
親機(EB01)にIF端子台(EI01)を接続することにより、子機(EH01)の状態を移報出力することができます。
7.特許取得
特願2017 - 113718「非常警報設備」
信号線の数を減らし、引き回しスペースの確保や工事コストの削減について、特許を取得しました。
8.日本消防検定協会認定
認評放第 2019 - 10号
本装置が技術上の基準に適合している事の評価として、日本消防検定協会に委託し認定されました。

IP非常電話装置ラインナップ