製品概要
完全産業用途向け製品
性能と品質の高さにこだわったため値段も高い
それでも、ご覧いただきたい「性能」があります
製品情報
Modbus-MQTT変換器
インターフェース
1: 動作モード設定ロータリースイッチ
2: LANポート
3: LAN 送受信LED
4: RS-422/485 送受信LED
5: RS-232C 送受信LED
6: 電源表示LED
7: FG端子
8: 電源入力ジャック
9: 電源スイッチ
10: FUSE
11: RS-232Cポート
12: RS-422/485ポート
13: RS-422/485終端抵抗選択スイッチ
製品詳細
「Modbus-MQTT変換器」は、シリアルModbusプロトコルで動作している機器を、本機器を経由することでMQTTのクライアント(パブリッシャー・サブスクライバー)として動作させ、IoTの環境下での使用が可能となります。
接続例
MQTTクライアント(パブリッシャー)接続の場合
Modbus / シリアル通信機器にクエリーして得たModbusデータ「①」をMQTTデータ「②」に変換してMQTTブローカーにパブリッシュします。
MQTTクライアント(サブスクライバー)接続の場合
MQTTブローカーよりサブスクライブしたMQTTデータ「①」をModbus / シリアルデータ「②」に変換してModbus / シリアル通信機器にクエリーします。
その他プロコトル変換事例
既存システムにおいて、システム拡張のため本機器を経由して運用できるようにしました。
以下のプロトコルがございます。
※青い部分をクリックすると接続図が表示されます。
MQTTクライアント(パブリッシャー)接続の場合
TCP/UDP通信機器から受信したデータ「①」をMQTTデータ「②」に変換して、MQTTブローカーにパブリッシュします。
MQTTクライアント(サブスクライバー)接続の場合
MQTTブローカーよりサブスクライブしたMQTTデータ「①」をTCP/UDPデータ「②」に変換して、TCP/UDP通信機器に通知します。
MQTTクライアント(パブリッシャー)接続の場合
シリアル通信機器から受信したシリアルデータ「①」をMQTTデータ「②」に変換して、MQTTブローカーにパブリッシュします。
MQTTクライアント(サブスクライバー)接続の場合
MQTTブローカーからサブスクライブしたMQTTデータ「①」をシリアルデータ「②」に変換して、シリアル通信機器に通知します。
Modbus/スレーブ MQTTクライアント(パブリッシャー)接続の場合
Modbus/シリアル通信機器よりクエリーされたModbusデータ「①」をMQTTデータ「②」に変換して、MQTTブローカーにパブリッシュします。
Modbus/スレーブ MQTTクライアント(サブスクライバー)接続の場合
MQTTブローカーよりサブスクライブしたMQTTデータ「①」を保持し、Modbusシリアル通信機器からのクエリーに対してレスポンスとしてModbus/シリアルデータ「②」に変換して返します。
Modbusシリアル通信機器にて監視・制御する場合
Modbus/シリアル通信機器から受信したModbusクエリーデータ「①」をTCP/UDP要求データ「②」に変換し、TCP/UDPコマンド対応機器に通知します。
また、同時のTCP/UDPコマンド対応機器からのTCP/UDP応答データ「③」をModbusレスポンスデータ「④」に変換してModbus/シリアル通信機器に通知します。
TCP/UDP通信機器にて監視する場合
Modbus/シリアル対応機器にクエリーして得たModbusデータ「①」をTCP/UDPデータ「②」に変換して、監視機器に通知します。
TCP/UDP通信機器にて制御する場合
制御機器より通知されたTCP/UDPデータ「①」をModbus/シリアルデータ「②」に変換して、Modbusシリアル通信機器にクエリーします。
Modbus/スレーブ MQTTクライアント(パブリッシャー)接続の場合
Modbus/TCP通信機器よりクエリーされたModbusデータ「①」をMQTTデータ「②」に変換して、MQTTブローカーにパブリッシュします。
Modbus/スレーブ MQTTクライアント(サブスクライバー)接続の場合
MQTTブローカーよりサブスクライブしたMQTTデータ「①」を保持し、Modbus/TCP通信機器からのクエリーに対して、レスポンスとしてModbus/TCPデータ「②」に変換して返します。
Modbus/マスター MQTTクライアント(パブリッシャー)接続の場合
Modbus/TCP通信機器にクエリーして得たModbusデータ「①」をMQTTデータ「②」に変換してMQTTブローカーにパブリッシュします。
Modbus/マスター MQTTクライアント(サブスクライバー)接続の場合
MQTTブローカーよりサブスクライブしたMQTTデータ「①」をModbus/TCPデータ「②」に変換して、Modbus/TCP通信機器にクエリーします。
Modbus/TCP通信機器にて監視・制御する場合
Modbus/TCP通信機器からクエリーされたModbusクエリーデータ「①」をTCP/UDP要求データ「②」に変換して、TCP/UDPコマンド対応機器に通知します。
また、同時のTCP/UDPコマンド通信機器からのTCP/UDP応答データ「③」をModbusレスポンスデータ「④」に変換して、Modbus/TCP通信機器に通知します。
TCP/UDP通信機器より監視する場合
Modbus/TCP対応機器にクエリーして得たModbusデータ「①」をTCP/UDPデータ「②」に変換して監視機器に通知します。
TCP/UDP通信機器より制御する場合
制御機器より通知されたTCP/UDPデータ「①」をModbus/TCPデータ「②」に変換してModbus/TCP対応機器にクエリーします。
Modbus/TCP通信機器にて監視・制御する場合
Modbus/TCP対応機器から受信したクエリーデータ「①」をシリアルデータ「②」に変換して、シリアル通信機器に通知します。
また、シリアル通信機器から受信したシリアルデータ「③」をModbusレスポンスデータ「④」に変換して、Modbus/TCP通信機器に通知します。
シリアル通信機器のデータにてModbus/TCP通信機器を制御する場合
シリアル通信機器から受信したシリアルデータ「①」をModbusレスポンスデータ「②」に変換してModbus/TCP通信機器に通知します。
仕様
RS-422/485 | コネクタ:D-SUB9ピン(メス) 通信速度:110bps~921.6kbps デュプレックス:半二重または全二重 |
RS-232C | コネクタ:D-SUB9ピン(オス) 通信速度:110bps~230.4kbps フロー制御:RTS/CTSまたはなし |
イーサネット | インターフェース:CSMA/CD (IEEE802.3) コネクタ:RJ-45 通信速度:10/100Mbps 自動認識 トポロジー:スター |
電源 | AC85V~132V 50/60Hz |
消費電力 | 15VA |
外形寸法 | 210(W)×153(D)×35(H)mm A5版サイズ(突起物含まず) |
動作環境 | 0℃~50℃ 10%~95%RH(結露しないこと) |
重量 | 約1kg |