会社情報
環境方針
基本理念
株式会社ハウは「四方よし(社員よし・会社よし・顧客よし・社会よし)」の理念に基づくCSR活動の一つとして
環境マネジメントシステムを構築・運用し、環境にやさしい循環型社会をめざします。
行動指針
- 事業活動全般において省資源、省エネルギーを推進し資源の有効活用に努めます。
- 環境保全に配慮した製品の開発・製造・販売に努めます。
- 社員の環境に対する問題意識を高め、環境保全活動を実践するための教育に努めます。
- 環境関連の各種法令、規制を遵守し環境汚染の予防に努めます。
- 設定した環境目標に対する活動成果を定期的にレビューし、環境マネジメントシステムの継続的改善に努めます。
RoHS指令への取り組み
RoHSとは
RoHS指令(ローズしれい)とは、
Restriction of Hazardous Substances(有害物質に関する制限)の略称です。
これは日本での規制ではなく、電気電子部品における有害物質を制限するためのEUで施行された法令で、地球環境破壊や人の健康に害を及ぼす危険を最小化することを目的としています。
RoHS指令の1世代目のRoHS1「2002/95/EC」は2003年2月13日に公布され、2006年7月1日から適用されました。(その後2013年1月3日に廃止されています)
現在はRoHS指令の2世代目となるRoHS2「2011/65/EU」が2011年7月1日に公布され、2011年7月21日に施行されています。
また、6物質でスタートしたRoHS2ですが、 フタル酸エステル4種が追加された「(EU)2015/863」が2015年6月4日に公布され現在では10物質となりました。詳しくは下記物質一覧表をご覧ください。
ハウの取り組み
ISO14001を取得しているハウは、今後の地球規模の環境への取り組みの一環として対応をスタートさせました。
現在も環境に配慮した製品をお客様へ提供するため、製品に含有する化学物質を厳正に管理しRoHS指令の特定有害物質の全廃に向け取り組んでおります。
ひとくちに対応するといっても簡単な事ではなく、たくさんのサプライヤー(協力会社)さんから購入したたくさんの部品その全てがRoHS対応なのかをひとつひとつ確認し、証明書を取得し、非対応部品を変更し実験を繰り返し…と、一つの製品を”RoHS対応製品”と銘打つには大変な労力と時間を有します。
しかし、電子機器が埋め立てまたは焼却処分されるとき、そこから溶け出した有害物質により土壌が汚染されることがEUで問題となっており、
また、それがやがて我々人間や動物の体に入る水や食べ物へ含まれてしまうことが懸念されています。
私達の世代のみならず、子供たちや更に次の世代へ好ましい環境をそのまま引き継いでいくために、今から対応をしていけなくてはいけないのです。
当社の対応済み製品には、弊社ウェブサイト製品詳細ページに下記RoHS対応マークがついています。
既にお使いいただいている方はご覧いただいたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これからご購入をご検討してくださる方は、製品をご購入いただく際にRoHS指令に対応しているかどうかをご覧いただきながらお選びいただけたらと思います。
物質一覧
2019年8月現在のRoHS指令の特定有害物質は以下のとおりです。
物質名 | 略称 | 最大許容濃度 |
鉛(Pb) | 0.1wt% (1000ppm) |
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水銀(Hg) | 0.1wt% (1000ppm) |
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カドミウム(Cd) | 0.01wt% (100ppm) |
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6価クロム(Cr6+) | 0.1wt% (1000ppm) |
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ポリ臭化ビフェニル | PBB | 0.1wt% (1000ppm) |
ポリ臭化ジフェニルエーテル | PBDE | 0.1wt% (1000ppm) |
フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) | DEHP | 0.1wt% (1000ppm) |
フタル酸ブチルベンジル | BBP | 0.1wt% (1000ppm) |
フタル酸ジブチル | DBP | 0.1wt% (1000ppm) |
フタル酸ジイソブチル | DIBP | 0.1wt% (1000ppm) |
対応状況
各製品ページにてRoHS対応マークのある製品は既に基準値に準拠※しております。
改正後のRoHS2(10物質)への対応は順次対応を進めております。
※RoHS指令の基準値に準拠とは、規制対象物質が基準値以上に含有していない事を意味します。